このところ急にモダンイタリアン、オールドイタリアンのお問い合わせが増えています。
イタリアンというと、高い!というのが相場ですが、いつでも高いんでしょうか。この先値崩れすることあるんでしょうか。
正直、イタリアンのバブル景気はかなり前に過ぎて、意外にこの10年値上がりしていないメーカーかなりあります。正直、業者間での実勢取引価格では下がってる?とさえ思うメーカーもあったりします。
そんなこんなで、イタリア神話はやっぱり神話だったのか、と思うことも多いです。それにも関わらず、こちらのお客様はモダンイタリアンを希望される方も増えてるんですね。それは、イタリアンが上がりすぎてそれにつられてほかの国の楽器も上がったので、イタリアンの割高感が減ったというのが大きいと思います。少なくともヨーロッパではそんな感じがします。ひと昔前は、モダンイタリーは外人が買うもの、という相場でしたが、それはなくなったかな、というのが肌感覚です。
じゃあ、この先どうなるか。誰にも分りませんが、値段は市場原理そのままです。楽器は特別ということはありません。こういった自分には楽器が向いている、という人が増えれば高くなる、減れば安くなる。
このブログを見ている方は、コレクターの方、投資目的の方もいらっしゃると思いますが楽器も株も一緒。長く持っていたいもの。一緒に成長を見たいもの。それが買いです。
楽器にもトレンドがありますが、大事にしたいと思えるものに出会って、添い遂げていただけたら嬉しいと思います。
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