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J.P. Bernardに対抗できる弓見つけた!

これまで、長らく2000ユーロぐらいの弓というのは、J.P.ベルナール一辺倒でした。というのも、ほかを仕入れても売れないから。それが、ようやくこれ、というメーカーを見つけました。

 

久々の大発掘と大変喜んでいるメーカーは、Manoel Francisco。

 

このフランチスコを発見したのは、ブラジル弓をおろしている問屋さんに来ていただいていた時のことです。ブラジル弓は、まだまだ発展途上中というか品質の安定が欠けているイメージがあったのですが、こちらのメーカーの優秀さは間違いなく熟練の安定感があります。

 

 

では、フランチスコの弓、どんな弓なのでしょう。

まず、作りが素晴らしい。このクラスのドイツの弓と比べると雲泥の差です。細かいところまできっちり作ってあります。

弾き心地は?

コシが強く、バネが強いタイプです。オーケストラでバリバリ弾きたい方にはもってこいの弓ですね。そして、リスポンスがとにかく早い。小回りの利きやすさも魅力です。

それに対して、J.P.ベルナールは、もう少ししっとりした感じがあります。

なんというか、ヨーロッパの落ち着きとブラジルの元気の良さがそのまま弓に表れている、と言えるような気がします。

この2本でどちらを選ぶかは、完全に好みの差になるだろうと思います。

 

ちなみに、彼の弓にはベルナール同価格帯のスペシャルモデルと、半分のお値段の普通モデルがあります。普通モデルとスペシャルモデルとでは歴然とした差がありますが、13万円の弓と思うと信じられないほど優れた弓です。

 

 

 

 

 

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